スカボロー・フェア

ケルトつながりで、もうひとつ。ケルティク・ウーマンの一員としてヘイリー・ウェステンラが歌う『スカボロー・フェア』もなかなかのものです。『スカボロー・フェア』はもともとイングランド北部に伝えられた歌ですから、ケルトそのものではないのですが、何となくそのおもむきをもっているような気がします。こう感じるのは私だけかも知れませんが。

http://www.youtube.com/watch?v=_45W-Lq7ftw

『スカボロー・フェア』はサイモンとガーファンクルが歌って有名になりました。ガーファンクルのきれいな声とハープを奏でるようなギターの伴奏が美しく、また、2人のハーモニーもすばらしいものでした。「Remember me to one who lives there,She once was a true love of mine」というところが、昔の過ぎ去った恋を思い出してノスタルジックな気分に浸っている感じで、『マンチェスターとリバプール』や『悲しき天使』と相通ずるものがあります。この歌を聴くたびに若き日の切ない恋を思い出し、懐かしさでいっぱいになります。ついでに映画『卒業』の場面を思い浮かべるのです。

スカボローというのはイングランド北部の都市の名前で、そこで昔開かれた市場がスカボロー・フェアだそうです。初めて聴いたときから、どうしてパセリ、セージ、ローズマリー、タイムというハーブが出てくるのかなと思っていましたが、これは呪文のようなもので、それぞれ花言葉のように愛とか度胸などを象徴しているというのを最近知りました。

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