カルーソ

この『カルーソ』という曲は最近になってユーチューブを散策していて見つけました。じっくりと聞き込むとすばらしい曲です。調べてみると結構有名な曲らしくて、いろいろな高名な歌手が競うように歌っています。

まずつづりの「caruso」から一体何なんだろうと思いましたが、これは有名なエンリコ・カルーソーのことのようです。エンリコ・カルーソーはイタリアのテノールの歌手として有名で、わたしも名前だけは知っていました。二十世紀初頭に活躍した歌手なので、もう伝説の人です。

このエンリコ・カルーソーに捧げた歌としてイタリア人作曲家のルチオ・ダッラが1986年に作曲したものだそうです。カルーソーが亡くなって50年以上もたってからのことですから、どういういきさつでカルーソーに捧げるつもりになったのかはわかりませんが、歌詞は、カルーソーの人生を歌っているのでしょうか。歌詞の中に「舞台」とか「アメリカ」とか出てくるのは、カルーソーがアメリカで活躍したことを表しているようです。そんな追憶に、激しい愛を絡めて歌っています。

この曲は当初作曲者のダッラが、これも有名なテノール歌手のパバロッティといっしよに歌ったものが有名です。カルーソーに捧げるものとしては、ぴったりの組み合わせだったようです。その後、さまざまな歌手がこの歌を歌っています。有名なのはパバロッティとのもののようですが、ユーチューブで探ってみると、フリオ・イグレシアス、アンドレア・ボチェリ、ジョシュ・グローバン、セリーヌ・ディオンなど美声で歌唱力のある歌手が歌っているようです。曲はしっとりとしたバラードで、しかも、とつとつと語るようなメロディです。歌唱力がないととても歌えないしろものです。歌にならないとも言えます。

わたしが好きなのは、次の2人です。
1人目は、ララ・ファビアンです。さすがに押さえたところと盛り上げるところの構成がすばらしく、せつせつとした情感が伝わってきます。以前取り上げた『ミストラル・ガニョン』と似た雰囲気のすてきな曲に仕上がっています。
http://www.youtube.com/watch?v=KCdm-MkdPI0

もう1人は、ゼゼ・ジ・カマルゴとルシアーノのルシアーノが歌う『カルーソ』です。ルシアーノは美声とは言えませんが、かすれたような、ときおり裏返るような声で感情豊かに歌うところがすばらしいと思います。まさに熱唱です。
http://www.youtube.com/watch?v=KRLaGwPpKuA

ところで、曲名は『カルーソ』にしておきましたが、歌手名としてのカルーソーは最後に長音記号がきて伸ばすのがふつうのようです。このくいちがいは困ったものです。

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