君たちがいて僕がいた

6年生の時近くの山に友だちと登って遠くを眺めたことがあります。このとき『君たちがいて僕がいた』の「眺めたはるかな山や海」というフレーズが思い出されて、自分が世界の主人公になったような気がしたような覚えがあります。雄大な風景に大きな未来を感じました。

この曲は昭和39年(1964年)に舟木一夫が歌ってヒットしました。舟木一夫は『高校三年生』をはじめとする学年もので一世を風靡しました。『高校三年生』、『修学旅行』、『学園広場』の学園三部作は青春を謳歌するような曲でした。当時わたしは小学校6年生でしたが、ちょっぴりとしたセンチメンタルや肩の張らない苦しさの雰囲気にとてもはまりました。

しかし、その3曲以上に気に入ったのが、この『君たちがいて僕がいた』です。何よりもこのタイトルは友情をずばり表現したものでしたし、青春の苦しさと友情のすばらしさを歌い上げていて、強く心に響いてきました。小学生ながら大きく感動したのです。そして、その後中学、高校、大学とこの歌を聴くたびに勇気をもらったような気がします。

「友情」ということばには、年をとった今でも胸を揺さぶられます。人間は互いに助け合って「とも」に生きている。多くの人に支えられて生きているわけですが、「友」というのはそのなかでも格別な存在です。若いころは「真の友情とはなにか」など真剣に話し合ったものです。

わたしにとっても「友」は青春に欠くべからざるものでした。恋に悩んだとき、友人関係で悩んだとき、人生の岐路に立ったとき、友のひとことが前に進む大きな力になったこともたびたびでした。そんな「友」を真っ正面から歌ったのがこの曲だと思っています。

はじめの語りに続いてけたたましく入るイントロは『月光仮面のテーマ』にそっくりで、力の湧き出てくるものでした。また、リズムも2拍子で行進曲風になっていて力強い前進を表現していると思いました。

「心の悩みをうちあけあって」「言葉はつきても去りかねた」「君たちがいて僕がいた」これらの歌詞は真の友情のあり方を短いことばで言い尽くしているような気がします。今でも心が震えてくるような名曲です。

http://www.youtube.com/watch?v=ZLUFCaPf22Y

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