ベサメ・ムーチョ

メキシコの女性作曲家ベラスケスが1940年(昭和15年)に作曲した曲です。なんとこのときベラスケスは17歳だったそうです。「ベサメ・ムーチョ」とは「たくさんキス」してという意味だそうで、少女らしい恋の気持ちを歌ったもののようです。

この曲は多くのアーティストによって歌われており、映画の挿入歌にも使われていますが、わたしの記憶にあるのはおそらくトリオ・ロス・パンチョスが歌ったものです。わたしが幼いころこの曲がラジオから流れてきていたような気がします。このころラテン音楽がはやっていて、『キサス・キサス・キサス』や『キエンセラ』などがよくかかっていたようです。

トリオ・ロス・パンチョスは以前にも『マラゲーニャ』を取り上げたように、ラテン音楽のグループのなかでも特に有名でした。彼らが使ったレキント・ギターは、高い音を出すギターで、日本では鶴岡雅義が使って数々のムード歌謡をヒットさせました。軽快ななかに悲哀を感じさせてくれる楽器です。

ウィキペディアには、この曲は「スペインのエンリケ・グラナドスのオペラ『ゴイェスカス』のアリア『嘆き、またはマハと夜鳴きうぐいす』の影響を受けている」と書かれていて、ほんのちょっとそれらしきフレーズが出てきます。しかし、このトリオ・ロス・パンチョスの曲では、ロシア民謡の『二つのギター』が途中でバックに入ってきて、たいへんいい味を出しています。うっとりとするような曲調に、たまらなく懐かしくなります。

https://www.youtube.com/watch?v=pwRiKDcrjz0

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 0

この記事へのコメント

この記事へのトラックバック