わたしは泣いています

シンガーソングライターのりりィが昭和49年(1974年)に作って歌い、ヒットさせた曲です。一番気をひいたのは、あまりにも単刀直入な曲名です。まるでせりふのようで、結果的に「なんで泣いてるの?」といきなり疑問を持たせて興味をひくしかけになっていると思います。

「わたしは泣いています ベッドの上で」です。なぜベッドの上かはわかりませんが、「たたみの上で」とか「廊下で」では感じが出ませんね。ひとり住まいの狭い部屋の片隅にベッドがあり、捨てられた女が未練がましく泣いているという光景を思い浮かべました。「あなたに言われて気付いたことも そんなところは直してみます」というのもけなげですね。りりィのあのハスキーな声が淡々と歌いながらも、今にも泣き出しそうで心を打ちます。

どんな経緯があったかは歌詞からはわかりませんが、とにかく未練がましい女を描いてみたかったという感じです。りりィの実体験に基づくものかもしれませんね。

捨てられた女の未練心を描いたものというと、『想い出まくら』を連想します。場面といい、曲調といいと通ずるものがあると思っています。ベッドとまくらですからね。『想い出まくら』が昭和50年ですから、この『わたしは泣いています』は、『想い出まくら』に影響を与えているかもしれませんね。

ところで、「りりィ」のつづりですが、わたしはずっと「リリイ」だと思っていましたが、正確には「りり」がひらがなのようです。ウィキペディアで調べてみてあらためてわかりました。確かに映像でもそうなっています。

次の映像はかなりのちに歌ったものです。わたしとしてはりりィの若いころの歌のほうが切々とした感じが出ていたような気がしていますが、残念ながら見つかりませんでした。

https://www.youtube.com/watch?v=bI3G0YJueno

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