愛はかげろう

かげろうというのは「陽炎」と書きます。太陽の照りつけで暑くなった路面から立ち上るもやのようなものがかげろうです。ゆらゆらと定まることのないそのゆらぎから、はかないもののたとえに使われますが、暑い夏にはずっとかげろうが見えることもあり、はかなさは感じられません。

そのかげろうから昆虫の名につけられたのが「カゲロウ」です。(漢字では「蜻蛉」とも書きますが、これはとんぼとも読みます。「蜉蝣」のほうがトンボと区別できていいですね。)こちらも短命なので、はかなさを表すにはこちらのほうが適しています。

さて、この曲は昭和55年(1980年)に発売されたフォークソングです。雅夢という2人組のグループが歌ってかなりヒットしました。当時の叙情フォークの流れに位置づけられる美しいメロディラインと情景をうまく読み込んだ詞が秀逸でした。

「窓ガラス 流れ落ちてゆく雨を~」なんて出だしの部分は一流の作詞家がつくったようなみごとな詞です。歌い方はフォークでも曲は演歌みたいだと思いました。調べてみると雅夢のメンバーのひとりが作詞・作曲しています。かなりの才能ですが、その後どうなっているんでしょうか。

曲名が「愛はかげろう」だなんてキザだなあと思いつつも、結構じっくりと聴き入っていたような気がします。当時は実際にかげろうに翻弄された青春のまっただなかでした。若かったんですね。

https://www.youtube.com/watch?v=MYvvCmx16AA

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