ストーム

ビバルディ『四季』のうちの『夏』です。以前にも取り上げた曲ですがすてきな演奏を見つけたので『ストーム』という曲名で取り上げます。ビバルディの『四季』は『春』『夏』『秋』『冬』の4つの曲からなるバイオリン協奏曲集で、本来は別々の曲のようです。バロック音楽の定番ともいえる曲です。

バロック音楽というと、宮廷で楽団がゆったりと演奏するのを貴族のような聴衆がじっくりと聴くという印象で、わたしにはのどかさと優雅さを感じさせる曲という先入観があります。しかし、この『夏』は荒々しい雷鳴が鳴り響き、おっとりと聴いてはいられません。

この曲はもともと3楽章で構成されていて第1楽章は暑さにうんざりとしたようなけだるい感じです。第2楽章から激しい曲調になり、第3楽章では怒涛のような嵐の場面になります。ここがバロックらしくない(とわたしが思っている)部分で、逆にクラシック曲としてでなく、クロス・オーバーミュージックや効果音として使われることも多くなっています。

次の映像はロシアのバイオリン奏者イリヤ・イオフが彼が音楽監督を務めるディベルティスマン・ストリング・アンサンブルをバックに演奏したものです。猛スピードで駆け抜けるような演奏が見ものです。それもアンサンブルですから、ひとりの卓越した技術の演奏家が演奏するだけではありません。他の演奏者たちもよくぞこれだけ合わせられるものだと感動してしまいます。

https://www.youtube.com/watch?v=ECZQUg6-TlU

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