アカシアの雨がやむとき

昭和35年(1960年)に西田佐知子が歌ってヒットした曲です。「アカシアの雨にうたれて このまま死んでしまいたい」という歌詞にものすごいインパクトがありました。わたしは当時まだ9歳でした。当時は醒めた聴き方をしていなかったので、ひたすら「死んでしまいたい」「冷たくなったわたしのぬけがら」などの歌詞に、なんて暗い歌だろうと恐れおののいていたような気がします。

生年月日からすると西田佐知子はこのとき若干21歳です。おちついた雰囲気と歌い方のうまさで、わたしはもっと年上かと思っていましたが、今のAKB48がずっと若く見えるくらいです。わたしがまだ子どもだったせいでしょうか。歌の暗いイメージも年のいっている印象を与えたのでしょう。

昭和38年(1963年)には日活から映画『アカシアの雨がやむとき』が製作され封切られました。西田佐知子も出演しているようです。ヒットから3年かかっていますが、その経緯は分かりません。当時ヒットした歌はすぐに映画化されたものが多いので、製作には曲折があったのかもしれません。

なお、ここで出てくるアカシアは本当はニセアカシアらしいとのことです。当時はニセアカシアのことをアカシアと呼んでいたそうです。もっとも、わたしはアカシアという花があることはこの歌で知りましたが、実際のアカシアがどんな花かはずっと知らないまま来ました。ニセアカシアも知らなかったので、語感だけでアカシアの花には情緒があると思っていました。

アカシアは花が黄色で、このニセアカシアは花が白ですから、やはり白いほうが純粋さを表しているようで歌に合っている思います。歌詞としても「ニセアカシアの雨がやむとき」なんて歌ったら叙情台なしですね。

ファンの方たちには申し訳ないけど、この歌に限っては西田はうまさを出し過ぎな気がしています。レコーディングのとき西田がかなり苦労したという話がこの映像のコメントに載っていますが、もともとけだるい感じの歌い方が上手なので、ことさら情感を込めなくても十分だったと思っています。どこか美空ひばりの歌い方にかぶってるような気がします。

西田佐知子は歌がうまくて美人で、わたしから見て当時としては群を抜いた歌手でした。その西田佐知子が関口宏と結婚するというニュースを聞いたときは、関口宏を少々にくたらしく思ったくらいです。

しかし、関口宏と西田佐知子は結婚以来ずっとおしどり夫婦として有名ですから、それはなによりです。ただし、西田の体調は最近すぐれないようです。どこかでまた元気な顔を見せてほしいものです。

https://www.youtube.com/watch?v=eech-Nvi4ew

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