何故に二人はここに

昭和44年(1969年)にKとブルンネンが歌った曲です。作詞が山上路夫、作曲が鈴木邦彦ですから、ヒット・メーカーの作った曲です。わたしはフォーク・ソングというカテゴリーでとらえていたように思いますが、ポップスというくくりになるのかもしれません。

ネットで調べてみたら次のページに紹介が載っていました。

http://blog.goo.ne.jp/ashita45th/e/fc974bb386b07f2fd0fd60c60683e24e

グループ名が変わっていて、Kはもちろん、ブルンネンという名も変わってるなあと思いました。Kというのは鈴木豊明というれっきとした日本人だそうですが、なぜKというイニシャルにしたのかわかりません。なにか斬新ではありました。Kは当時22歳。ブルンネンは当時18歳でアメリカン・ハイスクールの在学中だったようです。完全にヒデとロザンナの後追いでレコード会社が政策的に作ったグループでしょう。Kもブルンネンも互いにすばらしくきれいな声で、きれいにハモったところなどビビッときます。

当時はじっくりと歌詞を味わうほどのことはなかったのですが、たいへん暗いイメージの曲でした。世間に認められない恋のため別れざるをえない2人が嘆いているようです。このあと2人はどうなったのと心配してしまいます。その一方で、2人でいられるだけいいじゃないかとうらやましく思ったこともあります。

あらためてじっくり聴いてみると、当時他にこんな曲があったような気がしてきました。小椋かな?どと探しまくってみたら、『時には母のない子のように』に行き当たりました。曲の雰囲気がそっくりです。特にイントロのハーモニカのもの憂げな感じはかなり似ています。

しかし、当時この曲がもっとも心をとらえたのはその歌詞でした。
「何故にぼくたち二人 生まれてきたの」
「誰もこたえてくれず 海があおいだけ」
哲学的な問いかけと不条理のような答えです。世の中に何が何でも不条理を見いだしてしまっていた若いわたしは、この渋さにのめり込んだものでした。他の人もそうだったのかもしれません。今では不条理なんてあるのが当たり前さと生きているわたしですが、この曲を聴いてちょっぴり昔の感覚を思い出しています。

http://www.youtube.com/watch?v=x-YWJHjzSY0

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