ヘッドライト

幽霊が出てきそうな曲の筆頭に挙げたいのがこの曲です。『ヘッドライト』は昭和31年(1956年)のフランス映画で、初老のトラック運転手がドライブインのウェイトレスと恋に落ち悲劇的な結末を迎える物語だそうです。主演は何とジャンギャバンとフランソワーズ・アルヌールのフランス映画の名優です。

わたしはこの映画を見ていませんので、詳しいことは知りませんが、とにかくこの曲の不気味さが強く印象にこびりついています。演奏している楽器が不思議な音を出していて、ノコギリを楽器にしたような不安定な揺れる音が印象的です。この映像のコメントによるとテルミンという楽器だそうです。名前は聞いたことがあります。初の電子楽器ということなので、シンセサイザーの前身のようなものでしょうね。

この曲をはじめて聞いたのはおそらく高校生のころで、ラジオの映画音楽関係の特集などでかかったのかもしれません。このころいろいろな映画音楽に接していたような記憶があります。映画の製作からはずいぶんあとのことで、これが映画の主題曲だということを知ったのは、さらにあとでした。

若いとき、名古屋で働いていたことがあり、車で知立のアパートまで帰ることがありました。真夜中にラジオでこの曲を聞きながら、ヘッドライトの照らす前方を見ながら車を走らせていると、底なしの夜の闇の中に溶け込んでしまいそうな妙な感覚に陥ったことを思い出します。

映画のあらすじを知ってからは、震えるような音が絶望的な思いで(これは勝手な想像です)夜トラックを走らせる主人公の気持ちと、最後には死んでしまう女性の不幸な結末を暗示しているようです。

http://www.youtube.com/watch?v=ef55eXSP_kc

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