古城

しばらく前に、NHKの歌謡コンサートで若手の演歌歌手がこの『古城』を歌っていました。しかし、やはりこの歌の魅力の9割方は三橋美智也だと思います。三橋美智也は伸びのある声がすばらしく、特に高音は超絶の美声です。民謡から出てきた歌手ということで、歌い方はクラシック風でもなく演歌風でもなく、独特のものだったと思います。

歌詞は『荒城の月』と同様、荒れ果てた城にたたずみ過去の栄華を思うもので、栄枯盛衰を語りかけるような古城のたたずまいに、歴史の無情と無常を感じる曲です。

初めの「松風騒ぐ」がとても気に入っています。松林の間を吹き抜ける風が、ひたすらさみしげで、人の生き死にとは関係なくただ無情に吹き抜ける感じがして、人生の無常を語っているようです。

「古城よ独り何偲ぶ」もすばらしいフレーズです。人ではない古城が昔をしのんでいるととらえた作詞者(高橋掬太郎)の感覚も、無人の情景を表して哀愁をさそいます。

この曲は昭和34年(1959年)の作で、わたしは7,8歳のころです。ラジオから伸びのある声で聞こえていたはずです。当然歌詞の意味をまともに考えるようになったのはもっとあとなのですが、子ども心にこの歌の持つ無常観と哀愁を感じていたようです。

わたしは、永年ここで歌われた城を島原城だとばかり思い込んでいました。どういう記憶のつながりかは分かりませんが、「かつての栄華」「古城」というところから、たまたま小学校か中学校で学んだ島原の乱を連想したのではないかと思います。しかし、本当はそうではなく、七尾城という石川県の城のようです。

https://www.youtube.com/watch?v=3FtTXdXHeJE

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この記事へのコメント

三橋美智也メモリアルコンサート事務局
2018年09月27日 17:59
三橋美智也メモリアルコンサート事務局です。
いつも三橋美智也を応援頂きありがとうございます。

この度、三橋美智也二十三回忌を追善し
メモリアルコンサートを開催しております。

 [公演情報]
  ・2018年11月5日(月)札幌文化芸術劇場
  ・2019年2月4日(月)名古屋御園座


ご興味がございましたら、ぜひ足をお運びください。


◆三橋美智也メモリアルコンサート公式
https://mihashimichiya.com

◆問い合わせ
三橋美智也メモリアルコンサート事務局:03-5563-8255

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