真夜中のギター

千賀かほるが昭和44年(1969年)に歌ってヒットした曲です。千賀かほるについてはいくつか勘違いしていたことがあります。

第1に、千賀はフォーク歌手だと思っていたことです。曲のイメージがフォーク調なのでてっきり思い込んでいたのでしょう。ところが調べてみると、ウィキペディアには「日本歌劇学校を経てOSK日本歌劇団に入団した」と書かれているので、しっかりとした音楽教育を受けた歌手だったのです。わたしにはどことなく「かなりうまい素人」と見えたのでした。

次に、第1の件ともからむのですが、この曲は千賀が自分で作詞または作詞した曲だとばかり思っていたことです。実際は別の作詞・作曲をした人がいたのでした。作詞は吉岡オサムで、むしろ演歌の詞を多くつくった人です。作曲は河村利夫というジャズ・サックス奏者だそうです。曲の出あしで同じ音が続くのがフォーク調だと感じた理由だと思いますが、続くメロディは口ずさみやすくて、無理なく歌えるものでよかったのだと思っています。

詞では「街のどこかに、淋しがり屋がひとり」ということばが、非常に気に入りました。当時受験勉強(真剣にやったのはひとときでしたが)で夜遅くまでひとり起きていたので、しみじみとさみしさい気分になっていたのです。また「愛を失くして、なにかを求めて」というのも心にとまりました。そのころそれほどの恋をしていたわけではないのですが、青春の常として漠然とした何ものかを求めていたのでしょう。けっこう心にひびくものがありました。

第3の勘違いは、千賀かほるの「千賀」を「せんが」とばかり思っていたことです。「ちが」が正しいとわかったのはずっと後でした。同級生に千賀(せんが)という名がありましたからそのせいでしょうかね。

千賀の声はそれほどいいとは思いませんでしたが、親しみやすいものでした。そしてたいへんうまく歌います。「愛をなくして」の「て」のバイブレーションのかけ方がうまいと当時から思っていましたから、よく考えれば音楽的な基礎がしっかりしていることがわかったはずです。「かなりうまい素人」とは、わたしの聴く耳が幼かったようです。

https://www.youtube.com/watch?v=U4z7UwmdzDQ

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