南京豆売り

南京豆と聞いて、どんな豆なのかわかる人は少ないでしょう。ふつうに使われることばではピーナッツ、別名を落花生です。どうも、殻がついているものを落花生と呼び、すぐ食べられるように殻から取り出したものをピーナッツと言っているようですが、本来言語の違いなので、区別はないそうです。

南京豆というのは、江戸時代の初めにこの豆は日本に伝わってきたとき中国の南京からきたということから南京豆とつけられた名のようです。当時はトウモロコシは「唐」から来て「南蛮」とも呼ばれたので、中国伝来だと「唐」や「南蛮」「南京」をつけたのでしょう。

ついでに言うと、落花生という名は、茎にできた花が落ちたあと地中で実になるので付いたものだそうです。これも知らない人は多いでしょうね。ちょっと特異な実のなり方をするので自然界の不思議さを感じてしまいます。

「南京豆売り」なんていうとその中国の食べ物売りかと思っていましたが、実際は違いました。ウィキペディアによると、キューバのシモンスという作曲家が1927年に作曲したものだそうで、まもなくできて100年近くになります。こんなに古いとは知りませんでした。

ただし、わたしにはどういうわけか、アメリカの街中で商売をしているような印象があります。イントロに近代的な雰囲気を感じますし、軽快なメロディが都会の生活を連想させたのでしょうか。この曲を初めて聞いたのは小学生のころでラジオから流れてくるだけの曲を聴いていたから勝手な連想をしたのではないかと思います。そういえば確かにラテン音楽です。今になってわかります。

いろいろな演奏家が演奏していますが、ここではペレス・プラード楽団の演奏をまず挙げます。

https://www.youtube.com/watch?v=TM9rVCfJtt4

次に、ザビア・クガートの伴奏で歌っているのはジェーン・パウエルという女優・歌手です。この曲で初めてジェーン・パウエルを知りました。とてもチャーミングで多才な女性です。クラシックの素養をもった歌手で、この曲では高い音の速い切り替えで歌います。そして、歌いながら踊ります。

https://www.youtube.com/watch?v=OlnHrFd4fYg

双子のデュオ、ザ・ピーナッツが歌う『南京豆売り』で、ピーナッツがピーナッツを歌っているというおもしろいものです。

https://www.youtube.com/watch?v=uupDD4LhgzA

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